北広島市のシンボル「クラーク博士」
「ボーイズビーアンビシャス ~少年よ大志を抱け~」この言葉を聞くと、ほとんどの方が羊ケ丘公園のクラーク像を思い浮かべるのではないでしょうか。
しかし、クラーク博士がこの言葉を残したのは北広島市なんです。
札幌農学校(現在の北海道大学)に勤めていたクラーク博士は別れ際、北広島市の旧島松駅逓所(えきていしょ)に見送りに来た学生たちに、この言葉を残していったのです。
クラーク博士の像は、島松駅逓所に記念碑が、北海道大学内に胸像が、羊ヶ丘展望台に全身像があります。
北広島市のカントリーサインにはクラーク博士が描かれています。
羊ヶ丘のクラーク像は観光スポットとしてつくられた
羊ヶ丘のクラーク博士像がなぜできたかというと、もともとは北海道大学のクラーク博士像が観光スポットになっていました。
しかし、北海道大学が研究の支障になるということで観光バスの入場を禁止したため、新しく観光スポットとして羊ヶ丘に像を建てることになったのです。
坂坦道氏によってつくられたクラーク博士の銅像は"少年よ大志を抱け"と右手をあげて、遥か彼方の永遠の真理を指しているそうです。